みなさんこんにちは。ぽる@poruw__です。
ハロー!プロジェクトや好きなアイドルや筋トレについて書いています。
自分でハロプロの歴史をブログにまとめていると、20年の歴史と偉人たちのエピソードを沢山吸収できて、世界史と一緒だなって思う。ハロプロを深く知るにはタテとヨコを知る必要があり、
タテ=各グループの歴史と成り立ち
ヨコ=あるグループで〇〇が起きていた時に他では△△が起きていたみたいな
— ぽる (@poruw__) May 13, 2021
今回は、前作の続きということで、ハロプロ史の中でいうと、カントリーガールズの解散が発表される半年前あたりからです。
具体的には2019年〜2021年のJuice=Juiceについてお話ししていきます。ざっくりとした出来事としてはwikipediaさんから以下の通り、引用してます。
<2019年>
3月 梁川奈々美が卒業、芸能界を引退
6月 工藤由愛と松永里愛が新メンバーとして加入
6月 リーダー宮崎由加が卒業
6月 金澤朋子がJuice=Juiceの2代目リーダーに就任。また、サブリーダーに高木紗友希が就任
12月 初の国立代々木競技場第一体育館単独公演が開催された<2020年>
2月 宮本佳林が6月をもってJuice=Juiceおよびハロー!プロジェクトを卒業することが発表された
4月 元こぶしファクトリーの井上玲音が新メンバーとして加入することが発表された
12月10日、宮本佳林が日本武道館公演をもってJuice=Juiceおよびハロー!プロジェクトを卒業<2021年>
1月 『ハロ!ステ』で、つばきファクトリーと合同での新メンバーオーディション「ハロー!プロジェクト「Juice=Juice」「つばきファクトリー」合同新メンバーオーディション」を開催することが発表された2月 高木紗友希について「ハロー!プロジェクトのメンバーとして、自覚を欠いていると総合的に判断」し、ハロー!プロジェクト及びJuice=Juiceの活動を終了したことが発表された
今回も前回と同様に重要な場面を切り取って、簡単にストーリーをお話ししますね。
参考までに、以下Juice=Juiceの最新の人気順です。よければ見てみてください。
同じハロプロのグループである、Juice=Juiceの人気順については、こちらで調査していますので、是非見てみてください!
梁川奈々美さんが卒業&芸能界を引退(2019年)
まずは、こちらのニュースですね。
2018年11月2日、梁川奈々美さんの卒業発表がされ、2019年の3月にJuice=Juice及びカントリーガールズ、そしてハロー!プロジェクトを卒業しました。
以下が、公式サイトで発表された内容です。
私、梁川奈々美は
来年の3月をもちまして
カントリー・ガールズ、Juice=Juice及びハロー!プロジェクトを卒業します。カントリー・ガールズのメンバーとしてハロー!プロジェクトに加入し、
もうすぐ3年が経とうとしています。昨年の新体制以降はJuice=Juiceのメンバーとしても活動し、
2つのグループを兼任して、本当に沢山の貴重な経験をさせていただきました。そんな充実した日々を送らせていただく中で
ここ1年、自分の将来や現在の活動について考えたりすることが増えました。改めて自分自身に向き合った結果「アイドル」から離れ、
「梁川奈々美」としての人間的な成長が必要だと感じ、
そのためにも進学したい、という気持ちが大きくなりました。
まず、進学に向けてしっかりと勉強をしてから、自分の新たな夢を見つけ、
目指す分野に進みたいと考えています。幼いころから、歌やダンスが大好きだった私。
ハロー!プロジェクトの一員として過ごした時間、みなさんと出会えたこと、全部私の宝物です。残りの時間は限られてしまいますが、
応援してくださっているみなさんに恩返しができるよう、卒業まで全力で頑張ります。引き続きカントリー・ガールズ、Juice=Juice、
そして梁川奈々美をよろしくお願いします。カントリー・ガールズ/Juice=Juice 梁川奈々美
卒業コンサートはZeppTokyoで行われました。
梁川奈々美さんは、カントリー・ガールズも兼任していましたので、卒業公演では、前半はJuice=Juice、後半はカントリー・ガールズのLIVEパフォーマンスで構成されていました。
クールで美しいJuice=Juiceと、可愛くてキュートなカントリー・ガールズを魅せる素敵な卒業公演でした。ハロプロ専門チャンネルのあるU-NEXTでも、現在配信しているので、加入している方は観てみてください。(2021年7月31日 23:59まで配信予定)
ただ、やはりメインはカントリー・ガールズであると個人的には感じました。逆に、Juice=Juiceは前座のような扱いとも思えました。
これは”カントリー・ガールズへの敬意”なのかなって。
自分がハロプロ研修生加入から半年ちょっとという非常に早いタイミングで昇格をし、最初に所属したグループ。偉大な嗣永桃子さんの寵愛を受け育ったメンバーの1人ですから、アイデンティティーがカントリー・ガールズの方にあると考えるのは自然な流れですね。
そう。そして、やなふなは永遠なんです。名言である「逆に聞くけど結は?」も今となっては懐かしいですね。またマウント取り合って欲しいですね。
そして締めの曲が「VIVA!!薔薇色の人生」で最高。
こちらのカントリー・ガールズ解散の記事、【徹底解説】カントリー・ガールズが解散で活動休止。なぜ?今後は?の最後でも、「VIVA!!薔薇色の人生」のお話をしていますが、もうこれで終わってもいい…と思ってしまうぐらい素敵です。
在宅オタクにおすすめのU-NEXTについては、【在宅】U-NEXTでハロプロのライブを見倒すべき理由【経験談】で解説しているので気になる方は読んでみて下さい。
個人的な梁川奈々美さんの好きなところといえば、「禁断少女」の落ちサビパートですね。やなみんの透き通る歌声が堪能できるパートになっています。
卒業公演時の動画ではありませんが、下の動画の部分です。クリックでそのまま観れます。
Juice=Juiceに工藤由愛さんと松永里愛さんが加入(2019年)
梁川奈々美さんが卒業した、直後Juice=Juiceに新メンバーの加入が発表されます。
それが、以下の2名でした。直近のハロプロ研修生実力診断テストでの得票数NO.1とNO.2です。非常に明確な選考基準ですね。
・工藤由愛(くどう ゆめ)
⇨ダンス賞獲得(投票数2位)
・松永里愛(まつなが りあい)
⇨ベストパフォーマンス賞獲得(投票数1位)
工藤由愛さんは、タコが好きなことから別名タコちゃんとも呼ばれ、可愛いらしい雰囲気。ブログを読むと雰囲気を掴めると思います。一方で、骨と関節が壊れるんじゃないかってぐらい大きく激しくダンスを踊るギャップです。
松永里愛さんは、研修生時代から歌唱力には定評があり、実力診断テストでは大トリで「太陽とシスコムーン/ガタメキラ」を堂々と歌い上げ、フェイクも完璧にこなして、見事ベストパフォーマンス賞を受賞。最近では、自分でリズムの音源を作成して、リズムで悩んでいる工藤由愛さんに渡したというエピソードもあります。
Juice=Juiceというハロプロ随一のパフォーマンスグループに初めてのメンバーの卒業を迎えたこのタイミングで、この若手有望株が加入したことはある意味必然だったと思います。
やはり、Juice=Juiceは年長者も多く、他のグループと違ってビジネスライクなある意味さっぱりとした関係があり、みんなで和気藹々というよりはそれぞれがグループにおける自分の役割を完璧に全うし完成度を高めていく。そんな信頼関係の形だったと思ってます。
個人的にはその中に若手のこの2人が入ったことで、グループとしての深みが出たなぁって感じてます。しかもこの2人が本当に対照的な性格すぎて面白いし、2人だけでファンクラブイベントしても東京でも名古屋でも満員御礼レベル。
緊張するゆめちゃんと全く緊張しないりあいちゃん。
稲場:上限も100じゃなくて、200の子だから、実際は200中の20ぐらい。普段はもっと予想もしないような行動をしてますね。去年、国立代々木競技場第一体育館でやった「Juice=Juice Concert 2019 ~octopic!~」の当日は、2人が本当に正反対で。すごく緊張している由愛ちゃんは、緊張しすぎててガタガタとアニメみたいに震えてて(笑)。里愛ちゃんは楽しすぎちゃって、ずっと“キャーーー” って叫んでるんですよ(笑)。「全然緊張してないですよ!」って、ハイテンションだった(笑)。
松永:緊張をしないんですよね~(笑)。
段原:楽屋でずっと走り回ってたよね、この後本番だよっていうのに(笑)。
稲場:1人でぐるぐるね(笑)。何から逃げてるんだろうってくらいに。
工藤:私が緊張でガタガタ震えている中、「なんで緊張してるの!?」って、ずっと聞いてきて(笑)。今考えると面白いけど、緊張してるのに~ってその時は困りました(笑)。
これからどんどん形を変えて進化していくJuice=Juiceが楽しみですね!!
Juice=Juice初代リーダー宮崎由加さんが卒業(2019年)

2019年6月17日、「ハロプロ プレミアム Juice=Juice CONCERT TOUR 2019 ~JuiceFull!!!!!!!~」のファイナルとして行われた日本武道館公演にて、Juice=Juiceの初代リーダーである宮崎由加さんが卒業しました。
いつも温かい声援をありがとうございます。
私、宮崎由加は2019年の春ツアーをもって、Juice=Juice及びハロー!プロジェクトを卒業します。
早いもので、来年の2月でJuice=Juice結成から丸6年が経とうとしています。
結成からこれまでの活動の中で、夢のような経験を沢山させて頂きました。
私はJuice=Juiceが本当に大好きです。
心から尊敬する4人の同期と、頼もしすぎる3人の後輩に囲まれながら経験したJuice=Juiceでの活動は
私にとって一生の宝です。そんなJuice=Juiceで様々な経験をさせていただく中で、
一年程前からこの先の私の人生を、大きく広い目で考え始めました。そこで、今の私はJuice=Juiceにいるから輝かせてもらっているけれど、
この先宮崎由加という1人の人間としても輝けるような何かを見つけたいと
強く思うようになりました。そして、たくさん考えた結果、新メンバーもグループに馴染んできた今、
個人的には25歳という区切りのいいタイミングでJuice=Juiceから卒業するという道を
選ばせていただきました。卒業後はまず私が輝けるものは何なのかを見つけるために、
先入観にとらわれないで様々な事に挑戦したいと思っています!この先の、卒業後の宮崎由加にもワクワクしてもらえるような活動を
どんどんしていきたいと思っていますので、どうか温かく見守っていただけると嬉しいです!Juice=Juiceでの活動は限られた時間となりました。
最後まで悔いのないよう駆け抜けます!2018年12月21日
Juice=Juice リーダー 宮崎由加
2014年、宮崎由加さんは苦労して大学に進学したしたものの、Juice=Juiceの活動との両立に悩み、大学を中退しJuice=Juiceの活動に専念するという道を選択しました。
そして、今日は皆さんに
ご報告があります。去年の4月から通っていた大学を
この春から辞めることになりました。嬉しいことに、去年から
Juice=Juiceとして活動を
させていただくようになっていままでとは全く違う生活になりました。マネージャーさんは
必修の授業は出れるように
お仕事を調整してくださったりたくさん協力してくださいましたがJuice=Juiceの活動と大学の勉強は
どちらも初めてのことばかりで不器用すぎる私はどちらも
中途半端になりそうになり
このままじゃだめだと思い決めました。私なりにいっぱい悩みました。今だからこそできる
Juice=Juiceを全力で
頑張りたいと思います。大学で素敵な友達に出会えたり
自分がしたかった勉強ができたり
新たに興味をもった分野もありました!短い間だったけど
学ぶことはすっごく多かったです。初の単独ツアーも決まって
Juice=Juiceはまだまだこれから。私は歌もダンスもまだまだだし今までより余裕ができた分
これからさらにダンスの基礎から
学んでパワーアップしたいです。いまは大きすぎる夢なのですがJuice=Juiceで
世界ツアーが出来るようになるのが
私たちの目標なのでそのときのためにも英語の勉強は
続けていきたいと思います!
インタビューでは、道重さゆみさんの姿をみてハロプロに興味を持って、向こうの世界に行ってみたいという思いからスマイレージのオーディションを受ける。
残念ながら、スマイレージのオーデションには落ちたものの、このオーディションで歌の楽しさを知り、次のオーディションを受け見事入賞。
それが高校3年生の時でした。
地元の石川から上京し、周りでレッスンを受けているハロプロ研修生は小中学生。
年齢の差からか宮崎さんは個人でレッスンを受けていたといいます。
ここで人生で初めてダンスや歌のレッスンを経験します。それまでは全くの未経験。
レッスンを始めて約半年、Juice=Juiceに選ばれ、その4ヶ月後にはリーダーにも選出されます。
宮崎由加さんは、当時のことを以下のように振り返っています。
――グループが誕生して4ヵ月後にはリーダーになりますが、そんななかで任命されたら。「もう大パニックです。なに言ってるんだって。私自身認められなかったし、ファンの人も誰も認めないよって思ってました。ハロー!プロジェクトのグループのリーダーがこんな人でいいわけないって困ってましたよ……ってわりと最近まで困ってましたけど(笑)。私は別の意味で逸材だったと思います。こんなダメな人は今後絶対にハロー!プロジェクトに入ってこないですよ。ここまで来るとハートが弱いのか強いのかわからないですよね」
エッグ出身の実力のあるメンバーである宮本佳林さん、高木紗友希さんに、鳴り物入りの金澤朋子さんがパフォーマンスでJuice=Juiceを引っ張っていっている中で、植村あかりさんと宮崎由加さんは彼女たちとのレベルの差に非常に苦悩していました。
そんな中で、Juice=Juiceに残ってくれて本当にありがとう。偉大なリーダーです。
自分が選んだ道を正解にしていく姿は本当に素敵でした。
・進学という選択をして、Juice=Juiceを卒業した梁川奈々美さん
・大学を中退して25歳までハロプロのアイドルであり続けた宮崎由加さん
対照的でありながらも、それぞれの生き方。どちらも正しく美しい。
そして、忘れてはならないのが宮崎由加さんの卒業時のソロ曲がまた素敵なんです。
「25歳永遠説」というタイトルで、現状ハロプロのメンバーは25歳までに卒業するのが通例となっております。(今後は変わってくるかもしれませんが…)
25歳というハロプロ的にも1人の女性としても節目を迎えた宮崎由加さんらしい楽曲に仕上がっています。是非、聴いてみてください。
最後に、宮崎由加さんの卒業時のコメントを引用します。等身大の言葉で、Juice=Juiceのことを語ってくれる姿は聖母マリアのようですね。
努力家で、思いやりに溢れていて、ファン想いで、Juice=Juiceのことが大好きで。
でも負けず嫌いで、ネガティブで。
本当に本当に最高のリーダーです。6年4カ月間ありがとうございました。
私、宮崎由加は2019年6月17日、Juice=Juiceから卒業します。
2013年2月3日のJuice=Juice結成から私のアイドル人生が始まりました。Juice=Juiceというグループ名は、とれたて、もぎたて、新鮮、天然で、100%で絞りたて、というように、いつまでもフレッシュで個性のつまったユニットになってほしいという、願いが込められて名付けられました。
確かに個性のつまったユニットというのにピッタリなメンバーが選ばれていました。ハロプロ研修生としてステージに何度も立ってきた、長く活動してきた年下の子たち。大阪からふわふわやってきた美人な最年少。研修歴2カ月のしっかり者。この中に入ったのが歌もダンスも未経験なまま石川県の田舎から出てきたばかりの私。
個性はつまっていますが、私は困ってしまいました。私はできないことばかりだったから、とにかく周りについていかないと、と活動している中、結成から4カ月後にリーダーに選ばれました。いや、選ばれてしまいました。また困ってしまいました。
分からないことだらけで、いろんなことができなくて。でも、リーダーで。正直、この頃の記憶は曖昧なことが多いです。自分が何をしていたからすら曖昧になっちゃうくらい日々、必死だった私だったけど、そんな困っているだけの私にもみなさんはたくさんの愛情をくれました。
だから、グループのメンバーとしてパフォーマンススキルを上げることはもちろんですが、私は応援してて良かったと思ってもらえるアイドルになることで、みなさんの愛情に応えようと思うようになりました。
ブログをできるだけ休まないこと。楽しめるものを作り出すこと。ずっと可愛さを更新し続けることなどなど……。喜んでもらうためにやりたいと思ったことが時には「あざとい」と言われることもあったけど、貫き通していたら、いつの間にか「あざとかわいい」を略して「あざかわ」と言ってもらえるようになりました。賛否両論あるかと思いますが、アイドルの私には褒め言葉だと信じています。
今の私は完全にみなさんが作ってくれました。本当にたくさんたくさんたくさんありがとう。この公演が終わった時、応援しててよかったって思ってもらえていたら嬉しいです。
そして、メンバーのみんな。感謝してもしきれません。メジャーデビューから一緒にJuice=Juiceを作ってきてくれた、(金澤)朋子、(高木)紗友希、(宮本)佳林、(植村)あかり。この4人はたくましすぎます。強すぎます。なんでも話せる自慢の同期です。一緒に見てきたいろんな景色はずっと宝物。ありがとう!
新メンバーとして加入してきてくれたやなみん(梁川奈々美)、(段原)瑠々、(稲場)愛香。Juice=Juiceに入ってくれて本当にありがとう。3人が入ってきてくれたことで、さらにたくさんのJuice=Juiceファミリーに出会うことができました。そして新たなJuice=Juiceの可能性をたくさん感じさせてくれました。私に癒しもくれました。ずっと、大好き。
そして今日、お披露目したばかりの(工藤)由愛ちゃんと(松永)里愛ちゃん。一緒に歌って踊ることはできなかったけど、Juice=Juiceにまた新しい光が入ってきたみたいで嬉しいです。もうすでに好きです。この先も応援してるね。
みんなが私をJuice=Juiceのリーダーにしてくれました。そして、苦手なことはお互い助け合えばいいんだと教えてくれました。本当にありがとう。
いつの時代のJuice=Juiceも最高って言ってもらえることが、格好いいなって思っています。この先もみんなならJuice=Juiceを最高にしてくれるって、もう分かります。私もこの先ひとりの人間として最高って思ってもらえるように、ずっと見ていきたいって思ってもらえるように頑張ります。
弱気な私をJuice=Juiceが強くしてくれました。だから、今なら言ってもいい気がします。この先も上手くいくと思います、私なら。
みなさん6年4カ月、本当にありがとうございました。
宮崎さんが卒業した後のグループの体制は、以下の通りです。
リーダー:金澤朋子さん
サブリーダー:高木紗友希さん
順当なリーダーとサブリーダーですね。
金澤朋子さんは宮崎由加さんがリーダーの時はサブリーダーで、年長メンとして引っ張ってきたという事実もあります。
前編でも書いておりますが、過酷な220ツアーを本当にやるのかどうかという時に、ただ無理だという訳ではなく、現実的にこのツアーは実現可能なのか?という視点を持っていたのも金澤さんでした。
元こぶしファクトリーの井上玲音が新メンバーとして加入(2020年)
宮崎由加さんが卒業し、新メンバーの工藤由愛×松永里愛コンビも馴染んできた頃です。
こぶしファクトリーが解散します。2020年3月のことです。コロナの関係もあり、無観客ライブでした…。
こぶしファクトリーはオリジナルメンバー以外の加入がない°C-uteのようなグループでした。8名の素敵なメンバーが集まっていたのにも関わらず、度重なる不祥事によるメンバー脱退を繰り返し、最終的には5名で活動をしていました。
解散の大きなきっかけとしては、こぶしファクトリーのリーダー広瀬彩海さんのの音大進学による卒業を皮切りに、個々のメンバーが自分で考えた上で判断した結果ではあります。
その5人の中で唯一、ハロー!プロジェクトに残る選択をしたメンバーが井上玲音さんです。
私が次やりたいことって何だろうって思った時に、「歌って踊ること」しかなくて。
こぶしの曲も、ハローの曲も大好きだしここでまだ成長したい。
まだ、自分の歌とダンスに納得していないので。自分が納得できて、周りの人からも『れいれいの歌とダンス、すごいよね』って言ってもらえるようになるまで、もうちょっと頑張りたいなと思ったので、残ることにしました。
井上玲音さんは歌唱力もビジュアルも抜群。そして、こぶしファクトリー後期の遺産である”ボイスパーカッション”という武器もありました。
加入前の予想でも、Juice=Juiceだろうという予想が多かった記憶があります。
とはいえ、井上玲音さんの加入が、まさにコロナ禍だったこともあり、いつ実際にJuice=Juiceとしてのパフォーマンスが見られるのだろうとみんなモヤモヤしていました。
そこで、アップフロントが用意してくださったのがコチラ!!
「井上玲音がJuice=Juiceの歌を・・・」
一言で言うと、神企画です。
Juice=Juiceに加入した井上玲音が、本格稼働を前にJuice=Juiceの楽曲をパフォーマンスする映像企画がスタートしました。
第1回目は、あの『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』を、 Juice=Juiceのレコーディングディレクターを務めるたいせいのエレクトリックピアノとコラボして歌います。
「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの? E.Piano.:たいせい 作詞:山崎あおい 作曲:山崎あおい
これが発表された瞬間、twitterは大騒ぎでしたね。
僕は泣きました。良すぎて。マジで。
良すぎて泣いた。
「井上玲音がJuice=Juiceの歌を・・・」#01 https://t.co/ukYFSLFQ4y @YouTubeさんから
— ぽる (@PORUW) May 21, 2020
#01~02はソロ、それ以降はJuice=Juiceの各メンバーとのコラボ企画になっています。
是非全部見て欲しいですね。楽曲がCD音源とは違ってアレンジされており、“聴かせる”ようになっています。
個人的おすすめは、「素直に甘えて」with 植村あかりです。
ジャズっぽいアレンジで最高。
そして、コチラ「井上玲音がJuice=Juiceの歌を・・・」は全8回です。
#01「ひとりで生きられそう」ってそれってねえ褒めているの?
#03「ポツリと」 with 金澤朋子
#04「素直に甘えて」 with 植村あかり
#05「CHOICE & CHANCE」 with 高木紗友希
#06「ロマンスの途中」 with 宮本佳林
#07「微炭酸」 with 稲場愛香
#08「好きって言ってよ」 with 段原瑠々
こうして、コロナ禍でも我々オタクを楽しませてくれるコンテンツを提供してくださるアップフロントの方々には頭が上がりません。本当にありがとうございます。
Juice=Juiceのエース宮本佳林の卒業

そして、Juice=Juiceのエース宮本佳林さんの卒業です。
12月10日、宮本佳林さんが日本武道館公演をもってJuice=Juiceおよびハロー!プロジェクトを卒業しました。
宮本佳林さんの卒業理由については、コチラの【なぜ】Juice=Juiceの宮本佳林ちゃんが卒業発表!理由と今後の活動は?彼女がハロプロにもたらしたものは?で解説しています。
エースの卒業って、やっぱり大きな転換点になることは他のグループを見てても思います。
モーニング娘。の歴代エースの系譜はコチラで紹介しています。【天才】モーニング娘。の歴代エースは誰?【徹底解説】気になる方は見てみてください。
モーニング娘。の鞘師里保さんが卒業した後は、特に大きな転換点を迎えました。モーニング娘。というグループをパフォーマンスで引っ張っていたエースが卒業するのは、残るメンバーにとっては “そこの穴を埋める”という大きな試練に直面するのは当然想像しやすいです。
ですが、このJuice=Juiceのエースの宮本佳林さんの卒業はある意味、鞘師里保さんの卒業のように大きな心配をする必要がないのかなと個人的には思いました。
宮本佳林さんはエースではありましたが、個々のパフォーマンスについては他のメンバーよりずば抜けて素晴らしかったという訳ではありませんでした。
彼女はJuice=Juiceの象徴だったのです。
歌唱であれば、金澤朋子さん・高木紗友希さん・段原瑠々さんとハロプロ最強クラスが揃っています。今では、植村あかりさんもそれに並んでるといっても過言ではありません。
ダンスについても、ハロプロダンスNO.1の称号を手にしている稲場愛香さんもおり、その他のメンバーもみんな普通に上手い。
強いていえば、宮本佳林さんは特徴的な声をしていたので、ユニゾンの時の声の聞こえ方が変わるなって感じです。
良すぎる。宮本佳林さんがいないのが新鮮すぎるし、ユニゾンがいつも音色というか声質と違うように聞こえるな。ただ、それでも良すぎる。
好きって言ってよ / Juice=Juice https://t.co/VLNpNVUTvt @YouTubeより
— ぽる (@PORUW) January 13, 2021
というわけで、
宮本佳林さんというメンバーがいなくなることは、Juice=Juiceの元々の色が少しずつ変わっていく転換期になるのかなとは思います。
既にJuice=Juiceはパフォーマンス集団としての認知があります。宮本佳林さんが卒業してもパフォーマンス集団としての根幹が揺らがないことは大きい。間違いなく。
こうして、オリジナルメンバーの卒業が続いているJuice=Juiceにも、アンジュルムと同じ第1章の終わりが近づいているのかと思うと時代の流れを感じますね。
残念ながら高木紗友希さんが熱愛報道により脱退してしまった今、金澤朋子さんと植村あかりさんの2人になってしまいましたね。
2人で、「まさかこの2人が最後まで残るとは思ってなかったよねw」と話しているそうで、事実は小説よりも奇なりとはこのことって感じです。
長らく、Juice=Juiceの歴史を語ってきましたが、いかがだったでしょうか。実際はもっと細かいエピソードもありますが、大枠はコチラになります。
Juice=Juiceを最近知った方にとって、わかりやすくお届けできていると幸いです。
それでは、今日はこの辺で。

U-NEXTではハロプロのライブ・ミュージカル作品を幅広く配信!
