
こんばんは。@poruw__です。
今回は、ハロー!プロジェクト所属のJuice=Juiceについて徹底解説していきます。
前編ということで、結成から~2017年ごろの話を中心にしていきます。
続きはコチラ【徹底解剖:後編】Juice=Juice | 歴代メンバー紹介【初心者向け】で解説していますので良ければ見てみてください。
また、おすすめライブDVDランキングはこちらから!
『「ひとりで生きられそう」って、それってねぇ褒めているの?』、
『ポップミュージック』を聴いて気になったそこのあなた。
お目が高い。高すぎる。
そして、ありがとうございます。
是非少しでもJuice=Juiceを好きになってくれると嬉しいです。
そんなJuice=Juiceというグループを徹底解剖していきます。
今回は以下の内容についてお話していきます。
・グループ名の由来
・メンバー変遷(過去〜現在)
・グループの歴史
・おすすめのシングル曲
このエントリーを通じて、Juice=Juiceの魅力について知って頂ければと思います。
ハロプロでの歴史の長さでいえば、
モーニング娘。>アンジュルム(スマイレージ時代含む)>Juice=Juiceとなります。
これを読んで頂ければ、Juice=Juiceの大事なストーリーがわかります!!
他のグループ紹介もしているので是非チェックしてみてください!
またJuice=Juiceの人気順はこちらで解説しています!
Juice=Juiceの人気順については、こちらで同様に調査していますので、是非見てみてください!
Juice=Juiceの名前の由来

Juice=Juiceはハロー!プロジェクト所属のアイドルグループです。
ユニット名の由来はプロデュサーのつんく♂さんによると、
「採れたて」「もぎたて」「新鮮」「天然」「100%」で「しぼりたて」というように、いつまでもフレッシュで個性の詰まったユニットになってほしいという願いが込められています。
また、つんく♂さんは加えて以下のようにも言っていました。
それでも、子供っぽく元気に明るくという事でなく、
大人っぽく背伸びしながら、COOLに、青春のシズル感を演出出来ると良いですね。
https://ameblo.jp/tsunku-blog/entry-11478354838.html
あくまで王道アイドル的な方向性ではなく、少し大人っぽさを出したグループにしていくとのこと。
上記の通り、Juice=Juiceはつんく♂さんがプロデュースし結成され、つんく♂さんが手塩にかけて育ててきたユニットです。
インディーズ時代の曲〜5枚目のシングルまで、作詞作曲もすべてつんく♂さんが担当していました。
(その後つんく♂さんはハロプロの総合プロデューサーを引退したため、担当していない)
Juice=Juiceのメンバー変遷(過去〜現在)

現在はこのメンバーで活動をしています。
グループ結成当時からのメンバー変遷は以下の通りです。
1期生 宮崎由加(2019卒業)金澤朋子(2021卒業)、高木紗友希(2021脱退)、宮本佳林(2020卒業)、植村あかり (※大塚愛菜除き)
2期生 段原瑠々
番外編 梁川奈々美(2019卒業)、稲場愛香 (カントリー・ガールズ1期生)
3期生 工藤由愛、松永里愛
番外編 井上玲音(こぶしファクトリー解散により移籍)
4期生 有澤一華 入江里咲 江端妃咲
番外編と記載したのは、梁川奈々美(2019卒業)、稲場愛香はカントリー・ガールズの1期生であり、Juice=Juiceがファーストキャリアではないからです。
カントリー・ガールズの移籍・兼任に関しては、こちらのエントリーで解説してます。
井上玲音はこぶしファクトリー結成時初期メンバーとして活動していましたが、こぶしファクトリーの解散によりJuice=Juiceへ移籍しました。
ですが、井上玲音ちゃんの持ち前の人懐っこさで、短期間でJuice=Juiceに馴染んでいますね。
加入前の「井上玲音がJuice=Juiceの曲を歌ってみた」のシリーズは毎回毎回アップされるのが楽しみで楽しみで仕方がなかったです。
こちらは後ほど説明させて頂きます!これまでハロプロの公式動画で、お洒落なコンテンツはなく、このシリーズが発表された時はTwitterがお祭り状態になっていました!
Juice=Juiceの歴史
歴史をデビューから現在まで簡単に紹介すると、
<2013年>
2月 Juice=Juice結成(スマイレージ以来の新ユニット)
4月 シングル『私が言う前に抱きしめなきゃね』でインディーズデビュー
9月 シングル『ロマンスの途中/私が言う前に抱きしめなきゃね/五月雨美女がさ乱れる』で①メジャーデビュー
7月 大塚愛菜がJuice=Juiceおよびハロプロ研修生から脱退
11月 第55回日本レコード大賞の新人賞を受賞
<2014年>
6月 初の単独ライブツアー「Juice=Juice ファーストライブツアー2014〜2015 News=News 〜各地よりお届けします!〜」を開催。ファーストライブツアーとしてはハロー!プロジェクト最長の開催期間。
<2015年>
4月 6thシングル『Wonderful World/Ça va ? Ça va ?』がオリコン週間シングルランキングで、初の1位を獲得
<2016年>
11月 ②初の日本武道館単独公演を開催
<2017年>
6月 ③カントリー・ガールズの梁川奈々美とハロプロ研修生の段原瑠々が新メンバーとして加入
9~10月 初のワールドツアーを開催
<2018年>
6月 稲場愛香が新メンバーとして加入
<2019年>
3月 梁川奈々美が卒業、芸能界を引退
6月 工藤由愛と松永里愛が新メンバーとして加入
6月 宮崎由加が卒業
6月 金澤朋子がJuice=Juiceの2代目リーダーに就任。また、サブリーダーに高木紗友希が就任
12月 初の国立代々木競技場第一体育館単独公演が開催された
<2020年>
2月 宮本佳林が6月をもってJuice=Juiceおよびハロー!プロジェクトを卒業することが発表された
4月 元こぶしファクトリーの井上玲音が新メンバーとして加入することが発表された
12月10日、宮本佳林が日本武道館で行われた「Juice=Juice コンサート2020 〜続いていくSTORY〜 宮本佳林卒業スペシャル」公演をもってJuice=Juiceおよびハロー!プロジェクトを卒業https://ja.wikipedia.org/wiki/Juice%3DJuice
<2021年>
1月 『ハロ!ステ』で、つばきファクトリーと合同での新メンバーオーディション「ハロー!プロジェクト「Juice=Juice」「つばきファクトリー」合同新メンバーオーディション」を開催することが発表された
2月 高木紗友希について「ハロー!プロジェクトのメンバーとして、自覚を欠いていると総合的に判断」し、ハロー!プロジェクト及びJuice=Juiceの活動を終了したことが発表された
このようにつらつらと書くと、
非常に長いので、重要な場面を切り取って、簡単にストーリーをお話ししますね。
① メジャーデビュー(2013年)
今から6年前の2013年にメジャーデビューしました。
表題曲は「ロマンスの途中/私が言う前に抱きしめなきゃね/五月雨美女がさ乱れる」
この3曲、全部良いんです!!
今のお姉さん感のあるJuice=Juiceとうって変わってフレッシュ感満載です。
デビュー曲でこのパフォーマンスって本当にプロ集団だなと改めて感心させられます。
▼ ロマンスの途中
ハロプロ感が詰めに詰められた楽曲です。通称”赤羽橋ファンク”。ミドルテンポ。
(モーニング娘。でいうとスカッとMY HEARTとか泡沫サタデーナイト!とかですね。)
▼ 私が言う前に抱きしめなきゃね
Juice=Juicenのコンセプトである”大人っぽく 背伸びした COOLな感じ”がまさに歌詞に表れてます。
黒髪だからって
真面目な子とか
安心してたら
誰かに取られるぞ
文化部だからって
大人しい子とか
決めつけちゃってたら
時代に蹴られるぞ
ちょっとおませな女の子感が伝わってきませんか?
▼ 五月雨美女がさ乱れる
他人目(ひとめ)が気になるのは自分に自信がない証拠 分かってるけど
有名人がよく行くって噂の店が気になるのも なんか違うね
出会う人と上手に 仲良くなれる人生
この先ビシバシ行くぜ 弱気厳禁 自分流
時代に流されずに、自分の意思を持とうとする姿がカッコいい。
私が言う前に抱きしめなきゃねは背伸びした学生感が強めですが、こちらはもう少し上の年齢ですかね。
②初の日本武道館単独公演(2016年)

デビューは華々しかったものの、初の日本武道館公演までは非常に長い道のりでした。
2013年にデビューしたものの、オリコンランキング1位には中々入れず、2015年の6作目でようやく獲得。
また、2015年からの全国ツアーは『LIVE MISSION 220』と題し、合計220公演+αを1年半かけて回るという非常にハードなもの。もはや修行といっても差し支えありません。
年間に3桁もライブをやっているアイドルグループが他にありますか?
4日に1回はライブをするのは体力的にも精神的にもかなりのものだったはず。
移動の大変さもあるし、家族に会えない時間も当然長くなります。
リーダーの宮崎由加さんも武道館公演の最後で当時を振り返りながら、
「皆さんに心配かけちゃったなぁってずっと思ってて。
本当は心配かけさせちゃいけないのになんでこんなに心配かけちゃうんだろうって。220公演大丈夫かなって」
サブリーダーの金澤朋子さんも子宮内膜症を発症し、公演を何度かを欠席せざるを得なかったこともありました。
時には3名でライブをやる瞬間もあったりなど、限界にチャレンジしていました。
しかし、このツアーのお陰で彼女たちは目覚ましい成長を遂げました。
現在の「Juice=Juice=ハイパフォーマンス集団」
というイメージがついたのもこのツアーの成果の1つです。
また、この困難を乗り越えたからこそ、
今のJuice=Juiceの結束力があるのかと思います。
初期メンバーの絆の強さは他のグループにはないぐらいのものだと個人的には思ってます。
③新メンバー(梁川奈々美、段原瑠々)の加入(2017年)

Juice=Juiceの歴史を語る中で、この新メンバー加入の衝撃発表も避けては通れません。
一般的には、アイドルグループで新メンバーの加入は当たり前と思う方も多いでしょう。
しかし、そのセオリーが当時のJuice=Juiceには当てはまらなかったんです。
端的に言えば、新メンバーの加入が発表された際には、かなりの反発がありました。この反発はオタク側もそうですし、Juice=Juiceのメンバーも反発していました。
その理由は、以下の通り。
① メンバーの卒業がなかったこと
② 5人で完成されすぎていて新メンバーが入る余地なし(と思われていた)
Juice=Juiceはパフォーマンスの高さから、℃-uteと比較されることが多く、℃-uteはメンバーの加入がなかったグループでした。
そのため、ファンも「Juice=Juiceはこのまま最後までこのメンバーでいくんだろうなぁ」と思い込んでいたところがありました。
突然のことに面食らったファンとメンバーですが、新メンバー加入後の最初のシングルを聴いて、みんな掌を返しはじめます。
▼ Fiesta! Fiesta!(ライブバージョン)
新メンバーの段原瑠々ちゃんの冒頭のソロパートがカッコ良すぎてます。
今ではライブに置ける不動の盛り上げソングとなっています。
Juice=Juiceのパフォーマンスの高さも分かる1曲になっています。
今のJuice=Juiceの代表曲といってもいいかもしれません。
それほどにインパクトがあったのです。
こうしてJuice=Juiceは新たなメンバーの加入により、卒業加入を繰り返すグループと認識され、これまでのJuice=Juiceのコンセプトとは違った方向へと進むこととなります。
2019年にも新メンバーを2名迎え入れ、また、初期メンバーの宮崎由加さんの卒業によりグループの形が刻々と変わっています。
初期の頃からはこのようなグループになるとは誰も全く想像もしていなかったですね。
こういうところもアイドルの面白いところですよね。
後編はコチラで解説していますので、良ければみてみてください。
Juice=Juiceのおすすめのシングル曲2選
さて、過去のメンバーとこれまでのストーリーがだいたい分かったところで、おすすめシングル曲紹介に移りましょう。
悩みに悩んで末、ここでは選りすぐりの2曲をみなさんにご紹介したいと思います。
(なぜ2曲かというと、3曲にしようと思ったのですが、1曲はFiesta!Fiesta!でもう紹介済みだからです!)
後編ではアルバム曲含めおすすめの曲をまたご紹介します!
▼ 1曲目:イジワルしないで 抱きしめてよ
2ndシングルですが、現在のJuice=Juiceの代表曲の1つです。通称「イジ抱き」。
このMVを見ていただいた方はお分かり頂けたかもしれませんが、
全員のダンスショットシーンでは、宮本佳林ちゃんがいません!!
代わりにモーニング娘。の石田亜佑美ちゃんが参加しています。
これは、かりんちゃんが足を骨折してしまったため、背格好が似ていてダンスも上手い石田亜佑美ちゃんが選ばれたというわけです。代用起用はアイドルのMVではなかなか発想として出てこないですが、バンドマンであるつんく♂さんならではの発想です。
ファンの中でイジ抱きが人気なのはもちろんこれが理由なわけではありません。
ハロプロ楽曲大賞‘14で1位に輝いているのには理由があります。
楽曲の完成度が段違いに高い!!
1stシングルの赤羽橋ファンクの正統進化、上品で繊細なサウンド、Cメロから転調サビに向かっての盛り上がり…もう語り尽くせません。
もちろんこれを歌いこなせるメンバーのスキルの高さにも脱帽です。
そして忘れてはならないのが、
金澤朋子さんの「私はローズクォーツ」の部分。
一度聴いたら耳に残って離れないフレーズ。金澤朋子さんの独特な声質がどハマりしてます。今でも彼女の代名詞になっています。
この曲が好きならJuice=Juiceのオタクになって絶対に後悔しないと太鼓判を押せます。それほどの曲です。
▼2曲目:「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
うたコンを観た人や有線で聴いた人たちからじわじわ口コミが広がり、少しバズった曲です。
(うたコンとはNHKの音楽番組のことです。)
ターゲット層がアラサー女子っていうところもありSNSで拡散され、CD販促イベントが追加になったほどです。
今の時代にぶっ刺さる名曲です。作詞・作曲の山﨑あおいさんはマジで神です。
◆ 冒頭部分
「ひとりで生きられそう」って
それってねえ、褒めているの?
意地っ張る心だって 誰か溶かしてよ
少子高齢化で働く女性が増えてると同時に喧伝される晩婚化。
そんな時代を生き抜くアラサーの女性たちの心の内をうまく描写している楽曲ですね。
この冒頭部分を歌うのがエースの宮本佳林ちゃん。
映像から伝わってくる、「儚さ」「悲しさ」「憂い」は佳林ちゃんならではだなと思います。
最後の”誰かとかしてよ”で一気に力強くなるのも良いですね。決意の表れというか。
あくまで、ただか弱い女子感をアピールしたいわけではなく、
どうしても強がってしまうくだらないプライドを捨てたいんです。
誰かに必要とされる側から誰かを必要とする側になりたい。
◆ 落ちサビ前
確かなオアシスとか どこにも残ってない時代さ
たくましく推し進む力を 誇れ
1番でか弱い女性を羨む歌詞がありましたが、2番では違います。
これまでの自分のスタイルに対してある程度の自信はある。
今の時代、女性であってもたくましく生きる方向性だってあるんだ。
か弱く、守られる女性がこれまでの理想の女性像だったかもしてないけど、そうなりたいわけじゃない。
あくまで強い女性でありながら、パートナーとフェアに関係を保ちたい。
と、こういったイメージでしょうか。
◆ 最後の歌詞パート
「ひとりで生きられちゃうの」 それは素敵なはずでしょ
胸張る私になって 誰か愛したい
ラストメッセージですね。
強く自分というものを持った女性でありながら、
誰かを愛す(愛されるではなく)人になりたい。
まとめ
・意外と苦労人グループで結束力高い
・パフォーマンスレベルが非常に高い
・ハロプロファンクの真骨頂
・『私はロズクォーツ』
簡単にまとめるとこんな感じになりますね。
前編なのにかなりのボリュームになってしまって、情報量が過多になってないか心配です。
これを観て1人でもJuice=Juice、ひいてはハロプロを好きになってくれる人が増えることを祈っております。
後編(2020以降)も同じ熱量で書き込んでやろうと思っているので見ていただけると嬉しいです!
次回は、井上玲音さんの加入など含めて書いていきます。
Juice=Juice紹介記事が前編にして6000字を超える大作になってしまっている。網羅しようとすると際限がなさすぎて死ぬまで書いていられるんじゃないかと思ってしまいますね。明日には公開しようそうしよう。
— ぽる_ (@poruw__) November 20, 2019
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